僕の人生を変えた1冊『嫌われる勇気』

自己肯定感を上げてくれるおすすめ本

僕は本に救われた人間です。

そして今回紹介する『嫌われる勇気』こそ僕を救った1冊です。

この本のおかげで自分の考え方、性格、人生が大きく変わりました。

本を読む前の僕と、今の僕を簡単に比較するとこんな感じです。

『嫌われる勇気』はアドラー心理学をもとにして、人間関係や生き方について辛いと感じ悩んでいる人に寄り添ってくれる1冊です。

今回はそんな『嫌われる勇気』の内容をわかりやすく紹介していきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ

・自分の居場所が欲しい

・人間関係がめんどくさいと感じる

・自己肯定感が低い

・今の自分が嫌い

最後まで見ていただければ、きっと今の自分から大きく変わるきっかけを掴めるかと思います。

今回は『嫌われる勇気』の内容を以下の3つのステップで紹介していきます。

もっとも大切なのはStep3ですが、Step1、2も自己肯定感を上げるためにはかなり大切です。

Step01|過去を考えず、今を考える

まず、一番僕に影響を与えた考え方を紹介します。

それは「過去に囚われず、今を考える」というものです。

今までの僕は後悔、つまり「過去に囚われること」がとても多かったです。

例えば僕はサッカー部だったのですが、大きい大会でシュートを外したり、PKを外したりと大きな失敗が何回かあって「なんであの時、、!」と思い出して後悔ばかりしていました。

バイトでミスしてしまった時も「なんでミスしたんだ!」と自分を責め、引きずってなかなか切り替えられなかったのです。

するといつの間にか、「僕はダメなんだ」と思うようになってしまいました。

失敗したりうまくいかなかったりすると「僕はダメなやつだから無理だ」と言い訳をして逃げるようになっていったのです。

これは自らの劣等感を言い訳に用いて「性格・気質は今のままで仕方ない」「どうせうまくいかない」と逃げている状態です。

このせいで何も得ることのできない負の連鎖にハマってしまいました。

過去に囚われた考え方こそが諸悪の根源なんです。

本書には「今までの人生に何があろうと、これからの人生は今に左右される」とありました。

本当にその通りだと思います。

この考え方をインプットしてから、「じゃあこのどん底の状態からどう這い上がってやろうか!!」と「筋トレ」や「人に話しかける」などの多くのチャレンジ前向きになっていったたのを今でも覚えています。

今は何かやらかしても、失敗してうまくいかなくても「あ、やべ!まいっか笑」「こっからどうしようか」と考えることができるようになりました。

Step02|自分の課題と他人の課題を分ける

自分は自分、他人は他人。

こんな言葉聞いたことありませんか?

「自分の課題と他人の課題を分けること」を簡単に言えばそんな感じになります。

大切なのは、相手の課題に踏み込んではいけないということです。

課題というと少し堅いですが、相手のすべきことやしたいことに介入したり踏み込んだりしてはいけないというイメージで大丈夫です。

よくあるのが「本人が解決すべき課題に親が介入してしまう」ことです。

例えば就職したい会社がある青年がいるとします。

この時青年に対し、親が「その会社はやめておきなさい」「この会社に行きなさい」と言ってしまうと、それは子供の課題に踏み込んでしまうことになります。

ここでの「就職」は子供の課題であり、親の課題ではないからです。

このように、踏み込んだ結果子供は親の期待に応えようとしてしまう場合があります。

しかし、それは果たして子供の人生と言えるでしょうか。

「他人が自分の期待通りには動いてくれないし、他人は自分の期待を満たすために生きているわけではない」ということを知っておくことが非常に大切です。

本書では「相手のことを信じても、それに期待をすることすべきではない」と述べられています。

人と関わる上で、この自分と他人の「課題の分離」という考え方は非常に自分の心を楽にしてくれます。

Step03|もっと大きい居場所に属し貢献する

アドラー心理学の理想は「他者を仲間とみなし、自分の居場所を感じられること」です。

自己肯定感を上げるためにここが一番大切な部分なのです。

僕らは「共同体にとって自分は有益である」と感じた時に自分の価値を実感できます。

つまり、自分が価値あると実感するためには「居場所を持ち」その居場所に貢献する必要があるのです。

でも、自分に居場所なんて、、。と思う方もいるかもしれませんが、大丈夫。

居場所のスケールを大きくすればいいんです。

この本を読む前の僕は、大学に友達がいませんでした。

だから居場所がないと思っていました。

しかし、スケールを大きくして「献血チーム」や「アルバイト先」などに所属することによって自分の居場所を確保することができました。

学生でも、今いる場所だけがあなたの居場所じゃないんです。

東京の学校にいる人なら、その人は学生であり都民です。

スケールを大きくして、その居場所にどれだけ貢献することができるかを考えると嘘みたいに自己肯定感がどんどん上がっていきますよ。

(僕は後々、居場所を提供できるコミュニティ作って多くの人の助けになりたいと考えています。)

結論:『嫌われる勇気』を読めば、自己肯定感のあげ方がわかる

『嫌われる勇気』は、まさに自己肯定感の低い人に寄り添ってくれる本です。

ここでもおおよそ紹介しましたが、詳細は実際に読んでみたほうがきっと頭に入りやすいと思います。

僕の人生を変えてくれた本。本当におすすめです。

今日紹介した3ステップを覚えるだけでもだいぶ変わると思います。

ぜひ試してみてください!

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